ずっと一緒に歩いて来て・・・

82歳のクリント・イーストウッドが主演する映画「人生の特等席」を観に行ってきました。もう何十年も観続けて来た俳優の一人。もう一人は高倉健さま。結構好み渋い!?!私の人生をずっと一緒に歩いて来た人と勝手に思っている。ファンの特権!思うのは自由だから。
最初に観た映画は多分、1964年の「荒野の用心棒」だったかな。で、ちゃんと向かい合うようになったのは、1992年の「許されざる者」以来か。それからもう20年。その20年間で記憶に残っている作品は、95年「マディソン郡の橋」、99年「トゥルー・クライム」、04年「ミリオンダラーベイビー」、06年「硫黄島からの手紙」「父たちの星条旗」、08年「チェンジリング」「グラントリノ」、09年「インビクタス 負けざる者たち」、10年「ビアアフター」、11年「Jエドガー」などなど。
その中で一番好きな作品は?と、問われたら、う〜ん、選ぶのが難しい!監督としてはやはり「チェンジリング」かな。俳優としては「ミリオンダラーベイビー」で、今回は監督でもないまっるきり俳優業に徹した作品。しかも彼はすでに御年82歳。普通なら主役はかなり無理!かもですが、なんというか見事に老いを演じつつ、老いがマイナスではなくプラスとなることを声高に訴える、高齢者に片足をひっかけつつある身としては、かなり元気と希望を貰える内容の映画でした。

挿入歌「You're my sunshine」の唄がいつまでも心に響き続けた。亡くなった妻の墓の前で、ビールを飲みながら口ずさむ唄。字幕を追いながらこの歌にこんな深い思いがあったなんて!と、驚きながら感動した。カントリー調の曲でジャンベの軽いリズムに乗って歌われることが多かったから。
「You're my sunshine My only sunshine  You make me happy when shines are grays  You'll never hnow how mush I love you Please don't take sunshien away.」
日本語訳は・・・
「君は僕の輝く太陽なんだ  僕のただ一人のこころの太陽なんだ  どんな時も、君は僕を幸せにしてくれる 僕が君のことをどれだけ愛していあるか、君は知らないんだろう  僕の太陽、どうか僕を一人にしないで!」
愛の唄なんだ・・・と、改めて思った。遅いよ!!だけど。こんな言葉は生きてる内に言われたかったかな・・・と、思ったり。
イーストウッドが流す涙がきらきらと輝いて胸の奥に広がっていった。一番印象に残ったシーンだった。

日曜日の朝から唇が腫れて、かなり不快な状態だった。今日病院に行ったら口内炎ですと言われた。それもかなりひどい状態らしい。そういえば土曜日の夜は何度もひどい寝汗をかいて目覚めたっけ。体調の悪さを気づかぬ私。ヨーガの指導者として失格だな!とまた少し落ち込みつつ、気分転換に行った映画の世界で救われた!?!

まだもう少し追っかけ?したいから、どうかお元気で、またお会いしたいです。ずっとずっとあなたと一緒に歩いてきました。これからもきっと、一緒に・・・!!
そう願いつつの夜。早く寝なくては!!