秋深まる・・・週末

気温の急降下と共に、秋が深まりつつあって福岡の街路樹も少しずつ色づいて来ました。秋ですね。そして徐々に初冬へ季節がゆっくりと変わりつつあり、急激な温度変化に少し体が慣れない日々です。風邪ひきさんが少しずつ増えて来ました。
週末の土曜日は午前と午後と二つのレッスンがあって、午前中のご近所レッスンが終わると、急ぎ帰宅してわずか45分の滞在時間の間に、シャワーを浴び、昼食を作り、食べ、片づけ、急ぎ支度をして天神のスタジオである午後のレッスンに出かけるという、実に慌ただしい土曜日を過ごしています。

週末のスタジオレッスンは自分の娘くらいの会員さんがほとんど。仕事に追われる忙しい日々から解放される週末、自分の体&心に向かい合いながら、心癒される時間を過ごして頂きたい!更に生きていく上で大切な力になる、体幹の筋肉をちゃんと鍛えて欲しい!ある意味かなり矛盾する二つの柱を抱きつつ、試行錯誤のレッスンを続けている。未だ満足いくレッスンが出来ていないなぁと反省すること多く。でも終了後、少し和んだみなさんの笑顔を見ると疲れも吹っ飛んでいく。クリスマスイルミネーションがそろそろ点火の天神は、夕刻から一層賑わう。クリスマスかぁ・・・・サンタさん、今年も来ないかな?!?だったら自分でプレゼント買おうかな!

写真一番上は相変わらずの韓国、全州の梧木台近くで見かけた壁に描かれた絵。これってタルトンネっていうのかな?紅葉の木々の向こうに鮮やかな色合いのアート。街並みにアートがある。いいね。心の世界が広がる。二番目の写真は韓屋村の川沿いを歩いていて出会ったお店。今にも倒れそうな佇まいながら、店の看板には「川辺 24時 休憩所 スーパー」とあり。24時間オープンのコンビニ??

三番目の写真は韓屋村(ハノクマル)を彷徨っていた夜に出会った古道具屋さんにて。モノクロの写真。真ん中の女の子のすっと伸ばした手がなんか素敵で、私のヨーガのアサナ(動き)に似ているなと思った。こんなふうに迷いなく天に向かって伸びた腕が好き。しかしこの写真なんの写真なんだろう?

四番目の写真はいつだったか、多分一か月ほど前にNHKのBSHで放映された「世界街歩き」の番組で全州が紹介されたときに登場した路上で家訓を書くおじさん。テレビの映像のまんまで思わずシャッターを押した。

五番目のの写真は全州名物?「カワニナ」マッコリのお店で出てきたパンジャンの中にあった。どうして食べるのかな?と思いながら隣の席の人の食べ方を横目で見て学習。まずテーブルにトントンと何度も叩きつけてから、口に加え力強く吸う。ちょっと泥臭い川の味がするけれど、吸い出していく単純な作業に恰好はまる!録画した「世界街歩き」を再度観ながら、山の奥の清流で採れた「カワイナ」だと知る。

で、最後の写真。韓屋村の塀。しかし博多塀ととてもよく似ているなぁ。昨夜行った蕎麦屋「むらた」の店内から眺めた博多塀を思い出した。博多塀とは・・・(豊臣秀吉が九州を平定する頃、博多の町は毛利・大友・島津などの諸勢力による相次ぐ合戦で荒廃していた。「博多塀」とは、その焼け跡に残った石や瓦を埋め込んで作った土塀のこと。)韓国の影響をいっぱい受けて、日本の文化が生まれたんだよね。韓屋村の塀を見て、そう改めて思った。また隣国韓国に行けるのはいつかな?いつ行っても元気を貰える国。全州心残り写真含めての最終紹介でした。
明日は九大千年講堂で開催されている「日本心療内科学会」の公開市民講座に参加する予定。いろんなことを心の中で整理し、ゆっくり歩いて行きたい。少しずつ一歩一歩・・・それが確実な歩みになればいいな・・・願いつつ。