韓国の旅  その6 ソウル編

三清洞は景福宮の東側にあるサムチョンドンキルを中心に、最近一層注目のスポットとして変身しつつある。キルのさらに東側一帯には昔の韓屋が残っている北村というエリアがあり、2年ほど前には北村ゲストハウスという古い韓屋の宿に泊まったことがある。久しぶりに訪れた三清洞はすっかり変わってしまっていて、ここは江南?いや青山?と思えるほどに、おっしゃれなお店が並び、たくさんの若者で賑わっていた。

安国駅1番出口から続いている路で出会った「ウンナム」という可愛いアクセサリーショップで、天然石を使ったピアスをご購入!なんか買うと元気になる!単純な私。足取り軽くなりウキウキ気分で大好きな三清洞を歩く。

現代アートのギャラリー通りもある三清洞は、韓国のアートの発信地でもある。街角に路上ギャラリーがあり・・・わくわくドキドキと胸が踊る。

建設中の現代アートの美術館?の壁に描かれたアートにも目を惹かれた。いいなぁ!!
やっぱここ私、大好き!

韓国伝統茶屋でお茶したい!!と、いうご要望により、月並みながら「チャマシルントゥル」がある高台まで上がって行って、離れの小部屋で4人、まったりと疲れた足を休めつつ、花梨やナツメや生姜やらの一口飲んだだけでびびっと元気になりそうなお茶をいただく。甘いもの大好きさんはお汁粉を注文。(このお汁粉まったく甘くなかった!)

日本のお茶にはない摩訶不思議な味に、回し飲みしつつ、勝手気ままな感想を述べながらのひと時。オンドルの床が温かい。窓の外には中庭が広がり、その向こうお茶する人たちが見える。普通ならこのままお昼寝状態になりそうなんだけれど、どこまでも元気な4人の心は次の場所、仁寺洞へ。ちょい休憩後、また坂道を下り、三清洞の街路樹たちの紅葉に見とれながら歩く。

夕暮れ時を迎え、少し肌寒くなった道を歩く。首が痛くなるほど見上げてしまった高層ビルが、ここにもいつの間にか建っていた。変わりゆく韓国を、そのパワーを感じながら・・・

仁寺洞は変わりなく、お土産やさんを冷やかしつつ、ここではレッスンの生徒さんのお土産に韓菓をお土産買い上げ。しかしこの韓菓店のおばさん店員、めちゃ感じ悪かったなぁ。地図を片手にアルムダウンお茶博物館の場所を聞いたら、眼が悪いからとのたまい、最後は知らないと連呼!仕方なく歩いたらすぐ近くの路地にあった。もうここでは買わない!!そう誓った。少なくとも旅行者に不快な印象を与える人にはなりたくない!と改めて思った。こんな人は例外!きっとそう。

旅に出ると日常とは違った世界が見えてくる。通り過ぎる風や陽の光や、人の心の温かさや、また冷たさや・・・・その時に自分が何を感じるのか、思うのか、感性が磨かれるのが旅の醍醐味ではないかと思う。
仁寺洞からホテルまでまた15分ほど歩いて帰る。ホテルの立地、どんな場所にも15分。幸いであったか、不幸??であったか。
歩き疲れホテルで1時間ちょっと休息後、ソウル最後の夜へ!!
まだまだ、続くソウル旅・・・