韓国の旅  その3 全州韓屋村  

今回の全州の旅、実は私の注目ブログの一つであるビョンさんの全州にひとめぼれ!~全羅北道・全州市応援ブログを参考に、というか、そのまんまを歩いたと言ってもいいくらい。
本屋さんにはソウルや釜山以外の地方都市の情報はほとんどなくて、頼るはブログのみ。中でもビョンさんのブログは全州情報満載!!
お昼もビョンさんお勧めのイェンナル ソンカルグクスに行く。

地図を片手に探せども見当たらず。改修工事中のおじさんに尋ねる。「そこまっすぐ行って最初の角にあるよ」たぶんそう言ったぽかった。やった!到着!!

カルグクス4つを注文。一口汁を啜った瞬間に、煮干しとアサリのいい味がほっこりとお口と心に広がって、幸せな気持ちになりました。カルグクスとはうどんのようなもの。ハルモニ手作りの麺は手作りゆえに不揃いで、それがいい味出してます。しかし量が多い!さすがの私も何度か休憩?後、全州三食目の完食!(他の三人は残しました!)

満杯のお腹を抱え、韓屋村最大のスポットでもある「慶基殿」へ。同じくパンフレットによると、朝鮮王朝の太祖李成桂を奉納するために1410年創建されたという。韓屋村で初めて入館料を払い広い広い園内に入っていく。

真っ青な空を背に、極彩色に彩られた建物は一層輝いて見えた。たまたま居合わせたフランス人?と思しき二人のフランス語の会話が耳に心地よく響く中、今どこに私がいるのか?それすらも忘れて、今ここの空気感を、風を、日差しを全身で味わっている自分がいた。

カチガラスが遊ぶ竹林の木漏れ日が優しく、何度も幸せだなぁ!と深呼吸をした。全州にお別れする時間が刻々と迫っていた。最後に心残りはないか?と問うたら「マッコリ飲んでない!」と私が叫ぶ声が聞こえた。さっきお昼食べたばかりなのに・・・

これまたビョンさん&Yuckyさんお勧めの「チョンニョムヌルポム(千年の世の春)」に行く。マッコリがやかん(2ℓ)で出てくる。その味は爽やか!!「シオネヨ〜!(涼しい)」という言葉がぴったりかな。スキッと爽やか!って感じ!?!
マッコリ以上に15皿以上のパンジャン(おかず)もすごかった!飲める二人はぐいぐいマッコリを飲み、飲めない二人はパンジャンをひたすら食す。お腹いっぱいなのに・・・ね。飲み残したマッコリはお水の入ったペットボトルに詰め替えてお持ち帰りに。わずか4人で20,000W(1,400円弱)で大満足のマッコリ体験でした。

ホテルに戻って荷物を受け取り、タクシーを呼んでもらって全州高速バスセンターに行き午後3時、ソウル行のバスに乗り込む。楽しかった全州韓屋村を想いながら、マッコリの心地よい酔いもあって、すやすや眠りの世界へ。
全州・・・・またきっと行きたいなぁ!一人でぶらりと訪れることが出来る場所だな。ここは・・・目覚めたら大都市ソウル!その前にもう少し夢の街を歩いてみよう。
続く。