韓国への旅 その2  全州韓屋村

朝7時〜!!爆睡のお蔭で爽やかに目覚める!と言いたいところだけれど、オンドル仕様のベットが硬くて、背中バリバリ。「朝食はなぁに?」「全州だもん、コンナムクッパ(豆もやしクッパ)でしょ!!」と、添乗員の私が答える。お腹が鳴る。急ぎ身支度をして、一同慶基殿の北側にある「ウェイコンナムルクッパッ」へ向かう。

朝の豊南門を仰ぎ、殿洞聖堂を右手に眺めながら、慶基殿の横手の道「殿洞聖堂」を歩く。ひんやりとした朝の冷気がかえって心地良く、体がシャキッと背骨が伸びる。「あれ〜!昨夜の全州韓屋スパ、こんなところにある!」昨夜はまぁなんと遠回りしたことか。明るくなって気づく。夜道は危険!?

お店はすんなりと見つかり、「オソオセヨ!!」アジュマの優しい笑顔に迎えられて、「コンナムルクッパッ、ネッ チュセヨ」当然ながら名物コンナムルクッパッを注文する。4種類以上のキムチの皿が並び、アツアツのクッパは、アジュマの食べ方指導付き。卵に韓国海苔を手で千切って入れ、混ぜ混ぜしたものに、クッパをつけていただくらしい。卵をクッパに入れるんじゃないんだぁ・・・確かに!海苔の塩味と半熟卵のまろやかさがシンプルな味のクッパに合うわ!「美味しい!イリコ出汁が優しい!温まる〜!」「サービス、サービス!」とアジュマが山盛りの豆もやしとご飯を持ってくる。そんなに食べれんって!全州名物「モジュ」も飲んで全州2食目も完食。
食後は豊南門裏?にある南部市場へ。

なんでもありの韓国の市場、大好き!中にはこんなもの誰が買うねん?と首傾げたくなるものもある。野菜も魚も色といい、形といい、とにかくみんな元気がいい。トンテチゲを作るべく、トンテ(干し鱈)1尾とキムパッ用の海苔をお買い上げ。

ホテルに戻り荷物をまとめ、オーナーさんにソウルに戻る時間まで預かってもらい、いざ!散策へ出発!!まずは南側の川沿いの道を歩く。川沿いには遊歩道が整備されていて、運動用具?!も充実している。新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込んでのエクササイズ!体にいい!あっ!ブランコ発見。(友人のブログYucky's Tapestry に登場していたあのブランコだぁ!)乗りたい気持ちを抑え、先を急ぐ。

「全州郷校」到着。観光案内所でいただいたパンフレットによると、朝鮮時代(1392-1910)に、儒学を教える学校だったところで孔子の弟子を含めた中国の儒学者7人と韓国の有識者18人など、合計51人の学者たちの位牌が祀られているとか。

またドラマ「成均館スキャンダル」が撮影されたということで、韓ドラファン涙もの?の場所としても有名らしい。私はこのドラマを観てないけれど。この銀杏かな?樹齢350年とある。見上げる。

裏手のお庭に韓服を着たおじさんたちの一団が。「撮影?」でもカメラなし。同窓会???わからんまま眺める。景色に合う。朝鮮時代にタイムスリップしたかのような錯覚を覚える。その時代、私は・・・鮮やかな色のチマチョゴリを着た自分を無理やり想像しつつ・・・無理!慌てて打ち消す。

路地を歩き・・・・

塀に描かれてた絵に見とれ・・・

いい味出してる塀に癒され・・・

再び梧木台に再び登る。きゃ〜!紅葉燃えてる!

降りる途中、韓屋の全景を眺め、感嘆の声を上げ・・・

お土産を買い、

また歩く。お腹が空く。お昼ご飯だ!!何食べよ・・
続く・・・